業者にはどんな形態があるのか、大きく4つに分けてみました。
1)ブローカー店などを構えず、飛び込み営業で請け負いだけして、後は下請けに丸投げする個人のピンハネ営業。
以前、当店にも下請けの依頼が来た事があります。話を聞くと請負金額の半額で工事をしてくれとのこと、せっかくの依頼でしたがお断りしました(^_^;) これでは職人のこだわりをもって丁寧に作業をすることができないからです。
やり逃げのような形になりますのでアフターメンテナンス等は期待できません、その場限りで終わりです。
2)街のペンキ屋さん タウンページを見るとあなたの街にも結構あるはずです。自社職人による直接施工になりますので、中間マージンが発生せず、見積もり金額を有効に使って工事をしてもらえます。工事代金も良心的だと思います。
しかし、各社技術レベルや価格はまちまちです。長年にわたり地元で根を張っている個人・法人がよいでしょう。
地元の現場が多いと思いますので、過去の施工実績や工事中の現場を見せてもらうなどして、参考にするといいと思います。
3)訪問販売の塗装業者ここ最近急に増えてきました、タレントを使ったパンフレットやTV・ラジオCM、高額歩合の営業マンを使った訪問販売会社です。
当然タレントギャラ、宣伝費、歩合等が見積もりに反映され、高額になります。仮に見積りが妥当であった場合、実際の工事費が低く押さえられ、分からないところで手抜きをされる恐れがあります。また、担当の営業マンは現場経験が無く、にわか仕込みのマニュアル知識しか無い人もいます。そもそもそういう方が見積もりを出せることが不思議です。質問しても内容によっては職人に聞いてからになったり、即答してもらえないことが多々あるでしょう。
4)リフォーム会社、工務店等地元で実績のあるところであれば、担当営業マンがしっかり監理してくれるでしょうし、いい仕事が期待できると思います。しかし、自社でペンキ職人を雇っているところはありません。やはり下請け業者に外注するしかないため、実際の工事費以外に元請の経費がかかり割高になることもあります(良心的な業者でしたら3%〜5%といわれています)。塗り替え以外に他も直したり、総合的にリフォームする時にはおすすめです。
以上4つの代表的な形態を紹介しましたが、結局どこに頼んでも施工に来るのは2番の「街のペンキ屋さん」ということになります。
地元のペンキ屋さんに直接頼む以外は下請け業者が施工するわけですが、悲しいことに、下請けの塗装業者というのは、仕事を元請け会社から継続してもらえる代わりに工事代金などを安くたたかれます。利益を出すためには1棟でも多く、次から次へと数をこなさなくてはなりません。
また、請け負った金額分でできる範囲でしか仕事をしませんし、数をこなすためには、どうしても大雑把な粗い仕事になりがちです。
下請けか自社職人かを見分けるには、現場に来たトラックに頼んだ会社とは違う名前が入っていたり、テープで社名を隠してあったり、叉は何も書いてありません。そういうクルマが出入りしているようでしたら、下請け業者だと思っていいでしょう(工事が始まってから分かってもしょうがないでねすね... w(゚o゚)w )
「タレントを使っている有名な会社だからお願いしたけれど、現場に来たトラックにはXXX塗装と書いてあった」「立派な店鋪を構えているから気軽にお願いしたけど、来た職人はヤンキー風。なんだか恐くて話しかけにくかった」後になってそんな思いをしないように、会社のブランドではなく、実際に工事をしてくれる人がどのような人なのか、訪ねてみることも大切です。
直接工事か下請け工事か、あなたならどちらを選びますか?これまでの内容で下請け業者の工事がすべて悪いというように伝わってしまったならば、それは誤解です。お許しください。すばらしい工事をしている下請け業者さんもたくさん存在します。ただ、直接工事する方法に比べると、どうしても下請け工事のクレーム発生が多くなるのは事実です。